良く受ける相談の1つが、
「仕事で忙しいし、お金もかけたくないので、できればスキマ時間で独学だけで学習したいです。」
というものです。
もちろん、独学だけで中国語を身につける人もいます。
なので今日は、私がこれまで指導してきた中で見えた、「独学で成功しやすい人」の特徴をお話しします。
1. 外国語学習で成功した経験がある
過去に英語でも韓国語でも、何か外国語を勉強して「できるようになった!」という経験がある人は強いです。
語学って、いろんな段階で壁にぶつかるんですよね。
でも、一度乗り越えた経験がある人は、「また壁が来た。でも前も乗り越えられたから大丈夫。」と思えます。
自分なりの勉強法も分かっているので、独学でも諦めずに続けられる人が多い印象です。
2. 明確な目標と期限を決めている
「なんとなく中国語ができたらいいな。」
よりも、
「3か月後に旅行で使いたい。」
「半年後にHSK4級に合格したい。」
というように、目標と期限が決まっている人のほうが続きやすいです。
目標を達成すると、「よし、次はここを目指そう。」という気持ちが自然と出てきます。
その積み重ねが、レベルアップにつながります。
3. ルーティン化する方法を知っている
語学は毎日やったほうがいい。
これは誰でも分かっています。
でも、「強い意志」を持って毎日続けるのは、本当に難しいですよね。
だから私は、意志に頼るよりも、毎日の生活にくっつけることをおすすめしています。
例えば、朝ごはんを作りながらポッドキャストを聞く。
通勤の電車で単語を10個覚える。
こんなふうにルーティン化すると、「今日はやる気が出ないな」という日でも続けやすくなります。
4. 少なくとも発音の指導を一度は受けたことがある
中国語は、日本語にはない音も多いので、テキストのカタカナを頼りに、自分では正しく発音しているつもりでも、実は全然違うということも珍しくありません。
しかも、同じPINYINでも、声調(四声)が少し違うだけで意味が全く違う言葉がたくさんあります。
中国語は、「発音が命」と言っても過言ではないと思っています。
最初に自己流で覚えてしまうと、後から直すのは意外と大変です。
なので、独学で勉強する人ほど、一度でもいいので「発音チェック」を受けることをおすすめします。
もちろん、ずっと教室に通う必要はありません。最初に発音のコツ(口の形や四声の出し方)をつかめれば、その後は独学でも進めやすくなります。
(声調のコツはこちらの記事をご覧ください↓)
5. 言葉の横にゴールがある
言語はツールですよね。
もちろん、その言葉の響きが好きで勉強している人もいます。
私がそうです(笑)。
でも、やっぱり「その言葉を使って何をしたいか」がある人のほうが燃えます。
例えば、
・中国に旅行に行きたい。
・中国人の知り合いと話したい。
・中国ドラマをもっと楽しみたい。
・仕事で使いたい。(これは一番強力かも。)
私が知っている中で、長く継続できている人は、少なくとも1つはこういう楽しみや目的を持っています。
ただ私は、言葉の”先”ではなく、”横”にゴールがあることが大切だと思っています。
勉強を頑張った先に目的があるのではなく、勉強している今も、その目的がいつも隣にあるイメージです。
例えば、
旅行で使いたいなら、旅行用の単語や会話を毎回の勉強で1個入れる。
中国人と喋りたいなら、週1回習った言葉で話しかけてみる。
最後から、完璧にゴールだけを目指す必要はありません。
基礎をしっかり勉強しながら、その横で少しずつゴールも味わう。
それだけでも、「この言葉を勉強していてよかった」と思える瞬間が増えていきます。
では、これらに当てはまらない人は、独学に向いていないのでしょうか。
そんなことはありません。
最初だけ先生に習ったり、定期的に学習相談を受けたりするだけでも、独学はぐっと続けやすくなります。
大切なのは、「全部一人でやらなきゃ」と思わないことです。
独学か、教室か。二択ではありません。必要なところだけ人の力を借りる。それも立派な「独学」だと、私は思っています。
あなたは5つのうち、いくつ当てはまりましたか?

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